4センチの価値

ハイセンスな私がお送りする、4センチの価値があるブログ

男の人を女の人として好き?

 

こんにちは。センチです。

 

最近ずっと自分の性的指向、恋愛対象はなんなのかについて考えてきました。

そして、自分の中だけで考えるのも限界があるので、ある本を買ってみました。

13歳から知っておきたいLGBT』という本です。

私はほとんどLGBTについて知識がなかったので、わかりやすい本にしようと思いこの本にしました。

海外の方が書かれた本を翻訳したもののようです。

題名を見ると一見子供向けのようですが、決して薄い内容ではなく、むしろ新鮮で一般的には知られていない情報がたくさん載っていました。

 

13歳から知っておきたいLGBT+

13歳から知っておきたいLGBT+

 

 

 

男性を女性として好き…?

 

は…?

は…?ですよね。

私も同じ感想です。

まず「男性を女性として好き」の意味がわからないと思います。

自分でもこの表現が合っているかすらわかりませんが、今のところこれが一番しっくり来ているのでこう表現します。

 

以前のブログでも書いた通り、私は女性的な男性が好きです。

さらに、男性の男性感(筋肉やヒゲなどの外見や、女性に対する性欲)がとても苦手で、少しでもそういうところを見出すと嫌悪感を抱きます。

また、男性の女性性(見た目や性格、行動)を感じるととても好意を抱きます。

総合すると、見た目が女性的で中身も行動も女性的な男性が好きということになります。

しかし、女性を好きであると考えるのも自分的には違和感があります。

女性とお付き合いや性的関係を持つことにもあまり抵抗はありませんが、恋愛感情や性的感情を抱いたことはありません。

そうなるとやはり私が好きなのは男性…

しかし性別は男性でも、その他の要素が女性的でなければいけない…

そしてこのよく分からない感情に一番当てはまったのが、「男性を女性として好き」という言葉です。

この言葉を思いついたきっかけが、以前個人的に付けていた日記です。

『重岡くん(私の好きなアイドルの名前)可愛い…女の子として好き…』という内容でした。(冷静に見るとパワーワード)

てっきり当時は可愛らしい見た目だからなんとなく「女の子として好き」と思ったのだと考えていましたが、今考えると彼の女性性に惹かれていたのかもしれません。

 

そして、私がこのことを踏まえて、あえてこの感情を何かに分類するとすれば、『ウーマセクシャリティ』というものです。

今回買った本によると、『ウーマセクシャリティ』というのは「女性らしさに魅力を感じること」という意味だそうです。

(もしかしたら私がまだ勉強不足で、言葉の解釈が違っていたらごめんなさい。)

 

まだ自分の中でも上手く処理しきれていません。また、私の恋愛対象は流動的に少しずつ変わるため(男性性がそこまで嫌じゃない時もある)、常に全く同じという訳ではないので、ブログ内でも書いている内容に矛盾が生じる場合があります。

このように流動的に恋愛対象または性的対象が変化する指向を経験したことのある人を『アブロセクシュアル』というそうです。

私の場合、「あれ…?筋肉いけるやん…今日は結構男っぽい要素大丈夫だな…」という時と「筋肉とか本当にいらない服を脱がないでくれ!限りなく女性に近くいてくれ!」という時があります。中間の時もあります。

男性的な顔や体毛、女性への性欲を好意的に見られる時はほぼありませんが…

 

今日まとめたこの内容も、少し経って見ると自分の中でも違和感が起きるかもしれません。

しかし、今この感情を書き留めておきたい。

なかなか普通に生活していると、こんな複雑で道理の通らない感情を持った人はあまりいないと思います。

一部でも共感して安心してくれる方や、初めてこういう人間もいるのだと知ってもらえるきっかけになったら嬉しいなと思います。

 

今回のブログの中で、言葉の意味が違った使い方をしていたらご指摘ください。


 

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